メールマガジン #13



◆◇◆◇ EURO FOOTBALL #13(2005/2/25) ◆◇◆◇ 2005/1/27 創刊 ―――――――――――――――――――――――――――――――― □■ トピックス □■ 1、チャンピオンズリーグ 第一戦結果詳報 FCポルト(POR)vs インテル(ITA) ブレーメン(GER)vs リヨン(FRA) □■□■□■□■□■□ ―――――――――――――――――――――――――――――――― _______________________ | 1、チャンピオンズリーグ 第一戦結果詳報  |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ FCポルト(POR)vs インテル(ITA) ___■■___________■■___ ____■____________■___ ____■___■■■■■____■___ ____■____________■___ ___■■■__________■■■__ ○得点               |24分 マルティンス 61分 リカルド・コスタ  | ○交代 28分 ボジングワ→ルイス・ファビアーノ(ポルト) 71分 ヴェロン→エムレ(インテル) 81分 アドリアーノ→ビエリ(インテル) 84分 クアレスマ→ポスティガ(ポルト) 〈試合概要〉 ビエリがスタメン外れる レコバ、ダーヴィッツはベンチ入りせず  インテルはアドリアーノ、マルティンスのツートップを選択。ビエ  リやレコバは外れた。これは、今週末に行われるミラノダービーの  ため温存したとも考えられる。  しかしこの場において選手を温存できるとは、恐るべき層の厚さ。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 24分 インテル先制 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  左サイドを駆け上がったスタンコビッチが追いすがるディフェンダ  ーを振り切るように突進。GKをも欺くラストパスを送り、マル  ティンスはただ流し込むだけだった。 25分 マニシェ 強烈なロングシュート  先制された直後、ポルトのマニシェが少し前に出ていたGKトルド  を見越して長距離砲を叩き込む。エビゾリで上方にパンチングした  トルド。見事なシュートに見事なセービングだった。 28分 ボジングワ→ルイス・ファビアーノ  試合開始早々に右足を痛めたらしいボジングワ。やはり試合続行は  難しかったようで、早くも交代となった。 前半残り時間 インテル、試合を支配  後半の残り時間は、インテルがアウェイであるにも関わらず試合を  支配。ポルトにほとんどチャンスはなかった。  ヴェロン、マルティンスらの動きが目立つ。 ======前半終了====== 得点:0-1  スタンコビッチの強さを活かしてインテルが先制。そして殺人的な  速さのマルティンスは今日も健在だった。  ポルトはジョルジュ・コスタという守備の要を欠いたせいか、ライ  ンの統率もままならなかった。後半、立て直しを図りたいところ。 60分くらいまで ポルト、再三の攻撃も実らず  後半に入って気合を入れなおしたのか、ポルトはインテルゴールを  攻め立てる。しかし、引き気味に守るインテルの守備陣を崩せず苦  戦する。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 61分 コスティーニャ、執念の折り返しでポルト同点 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  この手の試合に良くあるように、今日もゴールはセットプレイから  生まれた。  ファウルで得たフリーキック、トルドとディフェンダーが交錯して  いる間にボールは流れる。このままラインアウトかと思われたが、  コスティーニャが身を投げ出して中に折り返す。  詰めていた完全フリーのリカルド・コスタが、親の仇のようにボー  ルをゴールに叩き込んで同点弾。  ポルトの中盤を支えるコスティーニャが泥臭い執念を見せつける。 71分 ヴェロン→エムレ  前半は調子が良かったが、後半に入り目立たなくなってきたヴェロ  ンを交替。変わりにエムレを投入する。まだまだ守りに入らないイ  ンテル。 81分 アドリアーノ→ビエリ  今やインテルの柱となったアドリアーノ。しかし連戦の疲れからか、  決して悪くはなかったが、本来の輝きは見せられなかった。  そして、御大ビエリの登場。何とも贅沢な交代である。 後半残り時間 インテル攻勢 ポルト凌ぐ  アウェイでも勝ちに行くインテル。そんなことは意地でもさせまい  とこらえるポルト。コルドバとクアレスマが一触即発になるなど、  正にプロとしての意地と意地のぶつかり合いが見られる。 ======試合終了====== 得点:1-1 ○総評 「主力が抜けた」「去年は運が良かった」と散々言われ続けているポ ルト。しかしこうして堂々と決勝トーナメントに残り、インテルとい う巨大な相手にメンバー的にも万全でないながら互角の勝負であった。 逆にインテルとしては、アウェイで得点もとって引き分けなら普通に 考えれば上々の出来であるが、下手をすれば大量得点で勝っていても おかしくなかった試合展開だっただけに、詰めが甘かった感は否めな い。ポルトのド根性サッカーに押されたか。 ○第二戦へ向けて インテル有利なのは確かかもしれない。しかし巨大なモンスターに裸 で立ち向かうような立場のポルトは、何か持っているような気もする。 このままインテルが勝てば「普通」だが、ポルトが勝てば劇的なドラ マとなる。 インテリスタには申し訳ないが、このポルト、まだまだ何かをしでか す可能性があるのでは? -------------------------------------------------------------- ブレーメン(GER)vs リヨン(FRA) ___■■■■___________■■■__ ___■__■____________ ■__ ___■__■___■■■■■___■■■__ ___■__■____________ ■__ ___■■■■___________■■■__ 得点者               | 9分  ヴィルトール               | 77分 ディアラ               | 80分 ジュニーニョ ○交代 61分 ボロウスキ→フント (ブレーメン) 63分 フロー→ニウマール(リヨン) 77分 ヴィルトール→クレメン(リヨン) 88分 ゴブ→アルファ(リヨン) 〈試合概要〉 クラスニッチ欠場  ブレーメンの攻撃をクローゼと共に担うクラスニッチが試合前に古  傷の太ももを痛め、欠場が決まる。  今思えば、これがブレーメンに重くのしかかったのか? 前半開始早々 ブレーメン猛攻  試合開始直後、ブレーメンは地の利を活かしてリヨンに猛攻を仕掛  ける。しかしGKのファインセーブなどもあり得点には至らなかっ  た。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 9分 リヨン先制点 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  ブレーメンの攻撃を凌いでカウンターに出るリヨン。クロスボール  に合わせ切れなかったフローだが、詰めていたヴィルトールが冷静  に流し込み、両者ともどうしても欲しかった待望の先制点を手にす  る。 18分、27分 ブレーメン決定的なチャンスを外す  すぐにでも点を取り返したいブレーメン。18分と27分にスタルテリ  が決定機を演出するが、ボロウスキ、クローゼのシュートは共にゴ  ールならず。嫌な空気が漂い始める。 ======前半終了====== 得点:0-1  攻めながらも点の取れないブレーメン。対して、省エネで効率的に  得点した感のあるリヨン。後半戦どのような展開が見られるだろう  か。 61分 ボロウスキ→フント  この日、チャンスにツキがなかったボロウスキを外し、フントを投  入。3トップを採用しより攻撃的になるブレーメン。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 77分 ディアラ追加点 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  次第に焦りが募るブレーメン。あまりにも前がかりになりすぎたか、  リヨンにあっさりとカウンターを許す。あれよあれよという間にゴ  ール前に運ばれ、ディアラに強烈なミドルを叩き込まれる。  あまりにも完璧な連携を見せたリヨンの攻撃に、ブレーメンはスコ  ア以上の精神的ショックを受けた。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 80分 ジュニーニョのスーパーゴールが炸裂 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  もう元気がなくなったブレーメン。逆転は到底無理だろうと思って  いた頃、リヨン、ジュニーニョの推定飛距離35Mのビューティフ  ルフリーキックが決まる。  完全に無回転のボールは不可思議な弧を描き、ゴール左上に突き刺  さった。ブレーメンの気力を打ちのめすにはあまりにも強烈過ぎる  ゴールだった。 ======試合終了====== 得点:0-3 ○総評 あまりにも衝撃的な敗北を喫してしまったブレーメン。クラスニッチ が不在とはいえ、攻撃陣はことごとくチャンスを外し、逆にリヨンに あまりにも美しいサッカーをさせてしまった。 しかしそこまでの力の差があったとは思えず、ほんのわずかなきっか けでこのような結果になったように見える。つくづくサッカーは恐ろ しいと感じた試合だった。 ○第二戦へ向けて ブレーメンは絶体絶命。正直、ほとんど難しくなったと言って良いだ ろう。ホームでこのスコアでの敗北は、選手たちに与える精神的なダ メージは相当なものがあったはず。 もし突破できるとしたら、やられた同じことをやり返すしかない。 果たしてその力が残っているだろうか。 ====================================================================== 内容に関して、毎回慎重な検討を行っておりますが その真偽に関しては免責でお願いいたします。申し訳ございません。 本文の無断転載は禁止でお願いします。 ホームページアドレス(変わりました) http://eurofootball.nobody.jp ご意見、ご要望、ご指摘、お怒り等はこちらまで。 craziest2004jp@yahoo.co.jp メルマガの購読・停止はこちらにお願いいたします。 http://www.mag2.com/m/0000147736.htm http://www.melma.com/mag/54/m00131654/ Copyright (C) 2005 EURO FOOTBALL. All Rights Reserved.


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