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◆◇◆◇ EURO FOOTBALL #41(2005/5/6) ◆◇◆◇
2005/1/27 創刊
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┗1、今週のニュース
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1、今週のニュース
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金曜日は、その週にサッカー界に起こった気になるニュースを
お届けいたします。
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チャンピオンズリーグ UEFAカップ 決勝進出チームが決定
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今週チャンピオンズリーグ準決勝が行われ、決勝進出チームが決定
した。
PSV 3-1 ミラン 計 3-3
リバプール 1-0 チェルシー 計 1-0
決勝 リバプール vs ミラン (5/25 トルコ イスタンブール)
古豪リバプール、そしてチャンピオンズリーグとなってからは最多
の決勝進出となったミランの対決。
バルセロナ、バイエルン、レアル・マドリー、アーセナルなど各国
の強豪チームの中から勝ち上がってきた2チーム。それだけでも十
分に栄誉に値することだが、果たしてクラブチーム最高の栄誉を獲
得するのはどちらのチームとなるのか。今から待ち遠しい。
また、UEFAカップの結果は下記の通り。
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各国リーグ 優勝チームが次々に決定
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先々週、ブンデスリーガ優勝を決めたバイエルン・ミュンヘンに続
き、先週にはチェルシーが実に50年振りのプレミア優勝を決めた。
今季のチェルシーは正に破竹の勢い。アーセナル、マンチェスター
・ユナイテッドの二強というここ数年続いたプレミアの勢力図をわ
ずか一年で塗り替える圧倒的強さでの優勝。
そして、それが決して今季限りのものではなく来季以降も続くであ
ろうことを予感させる充実の内容であった。CLはリバプールに惜
敗したが、今後のプレミアリーグを牽引していくクラブのひとつに
なることは間違いないだろう。
また、チェコではスパルタ・プラハがクラブ史上33度目となるリ
ーグ優勝を決めた。今季、CLでは早期敗退を喫してしまった同ク
ラブだが、国内リーグでは5節を残した段階での余裕の優勝。同国
代表のポボルスキらを中心とした厚みのある攻撃で栄光を勝ち取り、
来季のCL出場権を獲得した。
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遂に天王山 セリエA ミランvsユベントスは今週末
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2005年に入って以後激烈なトップ争いを繰り広げ、現在勝点で
まったく並んでいるミランとユベントスの2チームが日曜日に直接
対決を迎える。
まだ5節ほど残しているセリエAではあるが、この対決の結果が今
シーズンの優勝争いに大きく影響を及ぼすことは間違いない。
CLでPSVと激闘を繰り広げ、さすがに疲労の色が隠せないミラ
ンと、そのCL敗退以降以前の絶対的な強さが揺らぎつつあるユベ
ントス。コンディション的には良いとは言えない両者だが、是非好
ゲームを期待したいところだ。
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チェルシーのモリーニョ監督 2010年まで契約延長
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前述のように、今季チェルシーをプレミアリーグ優勝に導いたモリ
ーニョ監督が同クラブとの契約を2010年まで延長した。
最近何かと話題に上るこの監督だが、そのキャリアは他の監督達と
はかなり異なっている。
まずひとつに、他の名だたる監督達が現役時代に数々の栄光を獲得
していたのと対照的に、彼はプロ選手としての経験がない。
ポルトガルユースに選出された経験もあるのだが、故障や父親がク
ラブの監督をしていたこともあり、選手としてよりもベンチワーク
に興味を持ち出した。体育教師をしていた経験もあるがやはりサッ
カーを捨て切ることが出来ず、意を決してスコットランドで語学勉
強を始め何と5ヶ国語をマスターしたと言われる。
そして、通訳としてスタッフ入りしたスポルティング・リスボンで
イングランドの英雄ボビー・ロブソンの信頼を獲得、以後ロブソン
と共にポルト、バルセロナなどのクラブを渡り歩く。
そして00/01シーズン、かつてエウゼビオやルイス・フィーゴも在籍
したことのあるポルトガルの名門、ベンフィカで監督デビューを果
たす。
その後、FCポルトにてUEFAカップ、チャンピオンズリーグを制覇
してその名声を不動のものとし、今シーズンからチェルシーの監督
を務めて以降の活躍はご存知の通りである。
今となっては現役監督の中でも最高となる14億円以上の年俸を受け
ていると言われ、完全に世界有数の監督の一人となった。
「名選手、名監督にあらず」というのは良く聞く言葉であるが、た
とえ選手として名声に届かなかったとしても、監督としては優秀で
あるというのは確かに十分に考えられること。選手として偉大で
あった人間を華々しく監督に迎える、というサッカー界の慣習を
破っただけでも彼の功績は十分評価に値する。
その甘いルックスと過激な発言が何かと注目を集める同監督である
が、まだ42歳の彼がチェルシーを通じて今後のサッカー界にどの
ような軌跡を描いてくれるのか、非常に興味深いところである。
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〈その他のニュース〉
・チェルシーのチェヒ「ボールは入ってなかった」
・レバークーゼンのプラセンテ、全治6カ月の負傷
・UEFA、リバプールにCL出場の可能性を開く?
・ジラルディーノがミラン移籍に前向き発言
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