#46 (2005/6/3)




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ EURO FOOTBALL #46 (2005/6/3)     2005/1/27 創刊 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────┐ □■ トピックス □■ ● ┗1、今週のニュース □■□■□■□■□■□ ────────────────────────────────┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1、今週のニュース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 金曜日は、その週にサッカー界に起こった気になる ニュースをお届けいたします。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 世界各地でもW杯予選 アルゼンチンvsブラジルも 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 日本代表は今夜、W杯への重要な戦いとなるバーレーン戦を控えて いるが、同じように世界でも今週末から来週にかけてW杯の予選が 行われる。中でも最も注目されるのはやはり、アルゼンチンvsブラ ジルの決戦だろう。 現在最強ともいわれ南米予選もトップを快走しているアルゼンチン と、ロナウド、ロナウジーニョ、アドリアーノ、カカといったほと んど反則気味の恐るべき攻撃陣を揃えるブラジル。 ある意味「サッカー界の最大の祭典」とも言うべき因縁の対決が再 び行われるのである。 前回、ブラジルホームでの試合では結果だけ見れば3:1とブラジル の快勝。しかし全得点はロナウドのPKと、流れの中からの得点はな かった。アルゼンチン選手及び国民は未だにその判定に疑惑の念を 抱いているようだ。 両国の勝ち点差は4で、たとえアルゼンチンが負けても順位は変わ らない。しかし、それはサポーターが許さないだろう。 互いに勝ち抜けは既に間違いないと言って良いだろうが、この対決 にそんな打算の入る余地はまったくない。互いに「世界最強」を自 負する意地と意地とのぶつかり合いなのだ。 サッカーの試合は数あれど、その中でも最高級の一つが遂に来週 キックオフとなる。 その他、注目の試合は以下の通り。 欧州 6月4日 オランダ vs ルーマニア トルコ vs ギリシャ ポルトガル vs スロバキア ノルウェー vs イタリア スペイン vs リトアニア ブルガリア vs クロアチア セルビア・モンテネグロ vs ベルギー 南米 6月4日 ブラジル vs パラグアイ ベネズエラ vs ウルグアイ コロンビア vs ペルー 6月7日 ペルー vs ウルグアイ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 お見事! 日本人在籍チームが揃って残留 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 先週、イタリア・スペインの各国リーグの最終節が行われた。もう 優勝が決まっているこの時期の注目といえば、やはり一部残留争い だろう。トップリーグに残るということはクラブ側としてもちろん、 選手たちにとっても非常に重要なである。 そして、その両国でプレイする中田英寿、中村俊輔、大久保嘉人の 三人の日本人選手が所属するクラブが、相次いで残留を決めた。 今シーズンを不本意な形で終えてしまった中田と中村は、それを象 徴するかのように今節でも活躍は出来なかった。 しかしスペイン・マジョルカは、「降格決定的」というところから 奇跡の残留を決め、その影には大久保の活躍があった。 前節、2ゴール1アシストという活躍を見せた大久保は、この試合も スタメンで登場。勝てば残留が決まるという状況で相手はCL出場を かけている強敵ベティス。 ホームの大歓声を受けたマジョルカイレブンは試合を支配するもの の、中々ゴールを奪えない。 試合が動いたのは後半7分。ゴール正面絶好の位置でフリーキックを 得たベティス。蹴るのは今やベッカムと同レベルのフリーキックの 精度を持つとさえ言われるアスンソン。マジョルカサポーターの願 いもむなしく、ボールは完璧な起動でゴールに吸い込まれた。 一気に色を失うマジョルカ。これでとにかく攻めなくてはならなく なった。 残留争いの相手であるレバンテが負けているという情報が入ってい るものの、自分たちが負けては非常に厳しくなるのは確か。大久保 も果敢なオーバーヘッドを試みるなどマジョルカの猛攻が始まった。 そして、その瞬間は後半43分に訪れる。コーナーからの流れで中央 に送られたセンタリングにあわせたのはペレイラ。ボールは見事に ゴールに吸い込まれ、スタジアムは大歓声に包まれる。そしてその 直後、レバンテが3点目を奪われたとの情報で残留を確信したサポー ター達は、試合終了までお祭り騒ぎ。まるで優勝したかのような、 いや、バルセロナが引き分けで優勝を決めたその試合よりもはるか に大きな興奮と感動に包まれた。 6試合で11ポイントを跳ね返すという正に奇跡的な逆転劇をやっての けたマジョルカ。大久保はクラブとの契約延長を希望しているよう だが、マジョルカも喜んで受け入れることだろう。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 トッティ、ローマ残留 年俸14億円で 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 マドリーか?ミランか?プレミアに行くのか?とさんざん騒がれて いたローマの王子、トッティがクラブへの忠誠を誓った。 5/31日に、ローマから公式にトッティが同クラブとの契約を2010年 まで延長したと発表された。その年俸は直前までの憶測であった 6億7千万円の倍、14億円だった。肖像権込みの値段とはいえ、これ でトッティは現役選手としても破格の対価を得ることとなった。 更に、現役引退後のフロント入りまで保証されるというオプション つき。ローマはどうやら完全にトッティと心中する覚悟のようだ。 そんなトッティだが、今度のW杯予選のノルウェー戦のメンバーに 選出されていない。これは国内でも大きな驚きだったそうだが、 リッピ監督いわく「我々にはトッティしかいないわけではない。彼 にも直々に伝えたが、外したのは戦術的な問題」とのこと。 いまいちよく分からない理由だが、リッピは何を話してもマスコミ によって曲解して伝わるだけだと、それ以上の弁明は避けたという。 今まで、何があってもすべてトッティありきで戦術やフォーメー ションを組んでいたイタリア代表。4ポイント差あるとはいえ同グ ループ2位との直接対決の場に召集されないというのは、本人はど のような心境なのだろうか。 どちらにしろ、突出した能力を持つ選手であることは明白な事実。 ローマで、そして代表での活躍を楽しみにしたい。 ■■■■■■■■■■■■■■■■    今週の主な移籍市場 ■■■■■■■■■■■■■■■■ 今シーズンの主な日程を終えたヨーロッパサッカー。これからの注 目は何と言っても移籍市場ですね。 今号から各クラブの主な移籍選手をお伝えいたします。 ○今週の移籍選手  フォーゲル(PSV→ミラン)  ヤンクロフスキ(ウディネーゼ→ミラン)  カラーゼ(ミラン→チェルシー)  エスケーロ(アスレティック→バルセロナ)  ファン・デル・ファールト(アヤックス→HSV)  柳沢敦(鹿島アントラーズ→メッシーナ) --------------------------------------------------------- 〈その他のニュース〉 ・バイエルン、ドイツカップを制して5度目のニ冠達成 ・PSVがアムステルカップを制して2冠 ・ヴィトリア・セツバルがポルトガルカップ優勝、ベンフィカ二冠ならず ・ラツィオ会長「インタートトカップに参戦する」 ・アーセナル、ベルカンプが契約を1年間延長 ・アドリアーノがインテル残留を希望 ・レアル・マドリーのグティ、退団を示唆 ・セリエA、2006年からプレーオフを廃止 ・プレミアリーグ、A・コール問題で罰金処分を下す ・ベンフィカのトラパットーニ監督が辞任 ・ガラタサライのハジ監督が辞任 ・リヨンの新監督にウリエが就任 ==================================================================== 内容に関して、毎回慎重な検討を行っておりますが その真偽に関しては免責でお願いいたします。申し訳ございません。 本文の無断転載は禁止です。 ホームページアドレス http://www7a.biglobe.ne.jp/~eurofootball (変わりました) ご意見、ご要望、ご指摘、お怒り、何でもお待ちしております。 craziest2004jp@yahoo.co.jp メルマガの購読・停止はこちらにお願いいたします。 http://www.mag2.com/m/0000147736.htm http://www.melma.com/mag/54/m00131654/ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ Copyright (C) 2005 EURO FOOTBALL. All Rights Reserved.


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