メールマガジン #5



◇◆◇ チャンピオンズリーグ&欧州サッカー #5(2005/2/7) ◆◇◆ 2005/1/27 創刊 ―――――――――――――――――――――――――――――――― □■ トピックス □■ 1、チャンピオンズリーグ 出場チーム分析   ★PSV   ★モナコ 2、コラム □■□■□■□■□■□ ―――――――――――――――――――――――――――――――― _______________________ 1、チャンピオンズリーグ 出場チーム分析    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  決勝トーナメントを前にして、各チームの戦力分析を行っています。  今号はPSVとモナコです。 2005/2/22(火) 2005/3/9(火)  ※表記の時刻は日本時間です。 PSV(NED)        VS           モナコ(FRA)  ※先にホームゲームを行うチームを前にしています。 ★PSV(NED) 戦力分析(5段階評価)  攻撃力 :★★  守備力 :★★★  選手層 :★★★  勝負強さ:★★★ 第一戦 予想フォーメーション 4-3-3-------------------------------------------         ファルファン   ビーズリー       パク・チソン ――――――――――――――――――――――――   フォーゲル      ファン・ボメル          コクー ――――――――――――――――――――――――  イ・ヨンピョ        オーイエル       ボウマ  アレックス ――――――――――――――――――――――――          ゴメス 〈みどころ〉――――――――――――――――――――――――― 韓国をワールドカップ4位に導いた、ヒディング率いる若手中心の チーム。イ・ヨンピョ、パク・チソンという二人の韓国人選手を抱 えていることでもお馴染みである。個人的には、若干二十歳のペル ー人FW、ファルファンに期待したい。スピードとテクニックが備 わった才能溢れる選手だけにここで大化けすればビッククラブへの 道が開けるだろう。                      ―――――――――――――――――――――――――――――― 〈キープレイヤー:8 フィリップ・コクー〉―――――――――― 70年代後半〜80年代生まれの若い選手が多い中、チームの精神 的な支柱ともなっている存在。昨シーズンバルセロナを解雇された オランダ人プレイヤーの一人だが、エール・ディビジで首位を走る など、まだまだやれるというところを故郷のオランダで見せつけた 格好になった。唯一残ったオランダ勢としても意地を見せたいとこ ろ。                             ―――――――――――――――――――――――――――――― ★モナコ(FRA) 戦力分析(5段階評価)  攻撃力 :★★★  守備力 :★★  選手層 :★★  勝負強さ:★★★ 第一戦 予想フォーメーション 4-4-2-------------------------------------------    チェバントン  サビオラ ――――――――――――――――――――――――   エブラ          カロン      ジコス  ベルナルディ ――――――――――――――――――――――――   ジベ         マイコン     ロドリゲズ  スキラチ ――――――――――――――――――――――――         ローマ 〈みどころ〉――――――――――――――――――――――――― 昨年の準優勝チームにして、CL常連であるフランスの古豪。リバ プール、デポルティボ、オリンピアコスという激戦区A組を一位通 過した実力は本物。快速南米FWコンビが、PSVの若手ブラジル 人DFの壁を突破できるか?                  個人的には、シエラレオネ(どこ?)出身のカロンにせめてクラブ チームレベルで結果を残させてあげたいと切に願う。       ―――――――――――――――――――――――――――――― 〈キープレイヤー:10 エルネスト・チェバントン――――――― レッチェ時代「誰だあの選手は?」と、誰もが度肝を抜かれたチェ バントン。相手DFを置き去りにする一瞬のスピードと、強烈なフ リーキックは一度見たら忘れることが出来ない。数々のビッグクラ ブが争奪戦を繰り広げたと言われるが、やって来たモナコでも大活 躍を見せている。サビオラとの南米コンビが確立すれば怖いものな しか?                            ―――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――――――――――――――――――――― ________ 2、コラム    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「観客の重要さ」 チャンピオンズリーグ04−05シーズン、予選リーグ最終戦、レアル マドリーvsローマ。かたや既に敗退が決まっているものの、もう一方は トーナメント進出がかかっているため絶対に負けられない… 普通だったら8万の大観衆で埋まるようなこの組み合わせとシチュエー ションですが、実際の観客はゼロでした。 同じく第一戦、ローマvsキエフ戦でローマサポーターがグラウンド内に 物を投げて審判に怪我を負わせ、そのペナルティがこの試合をサポータ ーなしで行うというものだったのです。 イタリアの、とりわけローマサポーターのマナーの悪さは最近特に際立 ちますがそれはとりあえず置いておいて、その試合は色んな意味で貴重 なものだったのです。 試合内容自体は(ひょっとしたら八百長なんじゃないかとか何だかんだ と言われていますがそれもおいといて…)決して面白い展開ではなく、 終始レアルペースで0:3で終了しました。 しかし僕がその試合を見て一番感じたのは、サッカーにとってどれだけ 観客が重要かということなのです。 聞こえてくるのは、終始選手たちの声だけ。世界を代表する錚々たるメ ンバーがどんなに素晴らしいプレーをしても、拍手をするのはスタッフ など関係者らしき人たちのみ。めったに見ることが出来ないシチュエー ションに初めこそ面白半分で見ていましたが、時間が経つにつれて段々 と辛くなっていきます。 はっきり言って、まったくもって面白くありません。確かにレベルの高 い試合をしているはずなのに、どうしても近所の草サッカーに見えてし まいます。チャンピオンズリーグという至高の舞台が、高校サッカーの 県予選に見えてきます。 選手が登場してきた時の歓声、惜しいシュートを外したときのため息、 そしてゴールを決めた時の地響きのような歓喜の声… 少なくともプロサッカーというのは、それらが全て一緒になって初めて そう言えるものなのだと初めて痛感しました。「サポーターの声援が力 になる」そう言う選手の気持ちがみるみる真実味を帯びます。 皆さんも、もし機会があれば是非見てみてください。それに、もしスペ イン語やイタリア語が分かれば、試合中に選手たちが普段どういうこと を言っているのかが分かって、特に子供たちなんかはすごく勉強になる ことでしょう。 選手がいてこその観客、そして観客がいてこその選手… ====================================================================== 内容に関して、間違った情報もあるかもしれませんが勘弁してください。 本文の無断転載は禁止でお願いします。 ホームページアドレス http://champions.nobody.jp/ ご意見、ご要望、ご指摘、お怒り等はこちらまで。 craziest2004jp@yahoo.co.jp メルマガの購読・停止はこちらにお願いいたします。 http://www.mag2.com/m/0000147736.htm http://www.melma.com/mag/54/m00131654/ Copyright (C) 2005 EURO FOOTBALL. All Rights Reserved.


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