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       ＥＵＲＯ　ＦＯＯＴＢＡＬＬ ＃６０ (2005/8/27)  　　　
                                       2005/1/27 創刊


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□■　トピックス　□■
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┣１、今週のニュース
┃
┗２、抽選会のススメ

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１、今週のニュース
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チャンピオンズリーグ、1回戦の組合せが決定
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前号でも触れたが05-06シーズンのCL1次予選組み合わせが決定した。
ミランのパウロ・マルディーニがドロワーとなった今回、各クラブ
悲喜こもごもの結果となった。

マンチェスター・U、バルセロナ、インテルらが比較的恵まれた結果
になった中、最も注目すべきはやはり欧州王者リバプールとプレミア
王者チェルシーが入ったG組だろう。順当に行けば当然この2チームが
抜けるところだが、同組のアンデルレヒト、ベティスも決して侮れな
い。油断していたらどちらかのチームは足をすくわれるかもしれない。

また、同じく厳しい組になったのはE組だ。前回凄まじい準決勝を戦っ
たミランとPSVに、ドイツの古豪シャルケ、トルコリーグを連覇した
フェネルバフチェという、何が起こってもおかしくない組になった。

F組のマドリーも油断出来ない。フランスリーグ4連覇中のリヨンはも
ちろん、ギリシャリーグ9連覇中でリバウドを擁するオリンピアコス、
ベルギーのローゼンボリなど癖のあるチームばかりだからだ。

その他にもバイエルン、ユベントスが同組になるなど、今から胸高鳴
るカードが目白押しだ。1回戦第1試合は9/13,14。


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各地でスーパーカップ開催　UEFAはリバプールが優勝
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主にリーグ戦とカップ戦の優勝チーム同士が戦う、スーパーカップが
今週各地で開催された。
スーパーカップとは、元々はイングランドのコミュニティー・シール
ド（当時チャリティー・シールド）がモデルで、UEFAスーパーカップ
から日本のゼロックス・スーパーカップまで、世界各地の「スーパー」
を冠するカップ戦はすべてこれを手本にしている。

イタリアではユベントスを破ったインテルが、スペインではホームで
は敗れたもののアドバンテージを持っていたバルセロナがベティスを
下して優勝。
そして、チャンピオンズリーグの覇者とUEFAカップの覇者が戦うUEFA
スーパーカップは、延長戦にもつれこむも途中出場のシセの2ゴール1
アシストという活躍でリバプールがCSKAモスクワを下した。

スーパーカップの季節になると、いよいよ次のシーズンが始まるなと
いう感じがする。今週末、いよいよイタリアセリエAと、スペインリー
ガ・エスパニョーラが開幕する。


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平山相太、2得点デビュー!
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オランダ、ヘラクレスに移籍した平山相太が、デビュー戦で快挙を達
成した。後半30分からの出場ながら何と2得点を挙げ、チームを逆転勝
利に導く活躍をみせたのだ。
元々プロ入りが確実視されながら筑波大学に進学した彼は、その動向
が最も注目されていた選手の一人だった。
そして、フェイエノールトへの練習参加などを経て決まったエール
ディビジ入り。そこには彼自身の強い希望があった。
今までに会ったことのないような選手たち、経験したことのないレベ
ルの高い練習。それを肌で感じた彼は、どうしても自分の力をそこで
試したくなったという。自分より次元の高い人間に囲まれた状況でそ
う思えるのは、スポーツ選手に限らず多くはないのではないだろうか。

それにしても身長190cmあると、確かに線は細いながらも、オランダの
大男達に囲まれても見劣りしないものがある。これからの活躍に期待
したい。

デビュー戦で2得点といえば、ペルージャの中田英寿を思い出す。そう
いえば顔の雰囲気も似ている2人。深い意味はないが、平山には今の純
朴さをなくしてもらいたくない気がする。


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　　　今週の主な移籍市場
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〈選手〉
　バロシュ     リバプール    →  アストン・ビラ
　ルケ         デポルティボ  →  ニュー・キャッスル
　フェラーリ   ローマ        →  エバートン
　カリーニ     インテル      →  カリアリ
　デニウソン   ベティス      →  ボルドー
　コロンボ     サンプドリア  →  アスコリ

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〈その他のニュース〉
・モナコのチェバントンが負傷　長期離脱か
・レアル・マドリーのウッドゲイトが復帰へ
・コッパ・イタリア、ベスト16組み合わせ決定
・ビデオ判定でサムエルに3試合の出場停止
・マラドーナ、“神の手”に後悔なし
・人種差別的行為で2チームに罰金

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２、抽選会のススメ
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今週、CLとUEFAカップの抽選会が行われたわけですが、皆さんはこの
抽選会というものを最初から最後までご覧になったことがあるでしょ
うか？
これがまた、結果が分かっていても面白い。もしなければ、是非お勧
めいたします。
抽選会自体は、その性質上非常にぴりぴりしたムードが漂い、あくま
で淡々と進んでいきます。
組み合わせがひとつ決まるたびに手元のノートに書き込む関係者の姿、
試合中とはまた違った真剣な表情で見つめるスーツ姿の選手たち、そ
れらを見ているだけでも十分楽しめますが、何よりも興味深いのが、
注目の対戦が決まったときの会場の雰囲気。
見に来たお客さんではない、あくまで関係者である彼らから思わずも
れる深いどよめきと何とも言えない苦笑い。その目は、既にその後に
繰り広げられる熱戦を見越しているかのようです。
今回で言えば、チェルシーとリバプールが同組に決まった時、そして
自らPSVと同組を引き当てたマルディーニの、司会者にからかわれてい
た時の表情が印象的でした。

この模様は、UEFAの公式サイト、 http://jp.uefa.com/ で見ることが
出来ます。興味のある方は是非。


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