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       ＥＵＲＯ　ＦＯＯＴＢＡＬＬ ＃６８ (2005/10/23)  　　　
                                       2005/1/27 創刊


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□■　トピックス　□■
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┗１、今週のニュース

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１、今週のニュース
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クリスティアーノ・ロナウド、婦女暴行の疑いで一時拘束
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マンチェスター・ユナイテッド所属でポルトガルA代表の、クリスティ
アーノ・ロナウドが婦女暴行の疑いで逮捕されるというショッキング
なニュースが飛び込んできた。
イングランドでの報道によれば、C・ロナウドはロンドンのホテルで女
性に性的暴行を行ったとのことだ。

つい先日、実父を亡くしたばかりのロナウド。これが真実であれば非
常にショッキングな出来事だ。
どうやらロナウドが警察に拘束されたのは事実のようだ。ロナウドは
自ら出頭し、無実を訴えひとまず釈放。後日詳しく事情聴取をする予
定という。
しかし、この手のニュースは稀にあり、すぐに信じてしまうのは早計
だ。情報を掲載したのがイギリスのタブロイド紙『ザ・ミラー』であ
るとなれば余計である。

この件に関しては、真偽が定まるのを見ていくこととしよう。


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CL第3節は両極端の試合展開に
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今週、チャンピオンズ・リーグの第3節が各地で行われ、主要クラブの
試合は正に両極端の結果となった。

パナシナイコスvsバルセロナ、マンUvsリール、ミランvsPSVの各試合
が0-0のドロー。この中では、マンUvsリールの試合こそマンUの低調さ
が目立ってしまったものの、他2試合は緊迫した見所の多い試合内容と
なった。
一方ではレアル・マドリーが4-1、チェルシーが4-0という大勝を収め
ており、リーグからの調子の良さを見せ付けた。

第3節を終えて、バイエルン、アーセナル、リヨンが勝ち点を9とした。
リーグ突破の目安が勝ち点10と言われているので、この3チームは勝ち
抜けを決定的なものにしたと言っていいだろう。
一方で混戦となっているのは、マンU、ミラン、そしてインテルの各チ
ームが首位となっているグループD,E,Hで、共に勝ち点3差の中に4チー
ムがひしめき合う形となっており、まだまだ何が起こるか分からない。

次節、第4節は11月の第一週に行われる。


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パウロ・マルディーニの息子がミラン入り
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つい先日、「偉大なるゾフ」と言われたディノ・ゾフのセリエA出場試
合記録を塗り替えたミランのキャプテン、パウロ・マルディーニの息
子のクリスティアン君(9)のミランユースへの入団が正式に決まった。

ご存知でない方ももしかしたらおられるかもしれないが、パウロの父
親のチェーザレ・マルディーニも元ミランの選手・監督で、しかもイ
タリアのクラブが初めてチャンピオンズ・カップ（当時）で優勝を決
めた時のキャプテンであり、イタリア、そしてミランのサッカー史に
残る偉大な選手である。
パウロがミランに入団したとき、あの父親の跡をつぐのは容易ではな
い、きっとその名前に押し潰されてしまうだろうと誰もが予想してい
たパウロ。しかし、その2代目が名声や記録で偉大なる父親を超えたこ
とは誰もが認めるところだろう。
当然、このわずか9歳のクリスティアン君には3代目としての注目が嫌
でも集まる。偉大すぎる父と祖父の影は非常な重責となるだろうが、
10年後、成長した彼の姿を是非ピッチで見てみたいものである。


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各クラブ、主力選手に怪我人が続々
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リーグ、W杯予選、そしてCLと多くの試合が立て込んだせいか、各クラ
ブで怪我人が続出している。
まずはレアル・マドリー。ロナウドがアトレティコとのマドリー・ダ
ービーで負傷。当初取り沙汰された手術の可能性こそ回避されたもの
の、全治1か月の怪我。そして同じくマドリーのバチスタが、CLのロー
ゼンボリ戦で靭帯を痛めて全治4〜5週間の離脱を余儀なくされた。

そしてイングランドでは、アーセナルのリュングベリがリーグ戦で3週
間の怪我。マンUのギグスは頬骨を骨折し、治療にどのくらいの日数が
かかるのかは明らかになっていない。


イタリアでは、ミランのシェフチェンコがCLの試合でかかとを痛めた。
こちらは骨に異常はなく、次節のパレルモ戦こそ休ませるのが濃厚と
見られているが、翌週のユベントスとの決戦には復帰するものと見ら
れる。

この時期、選手達の疲労はピークに達する。やはりこの試合数の多さ
は見直さなくてはならない問題だろう。



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〈その他のニュース〉
・アーセナルのアンリ、イアン・ライトがもつチームのゴール記録を更新
・元ドイツ代表、ツィーゲ引退
・ファーガソン監督、ロイ・キーンの残留を望む
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