◇◆◇◆◇ EURO FOOTBALL #8(2005/2/16) ◆◇◆◇◆
2005/1/27 創刊
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□■ トピックス □■
1、チャンピオンズリーグ 出場チーム分析
★マンチェスター・ユナイテッド
★ミラン
2、コラム
「結果より内容?」
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| 1、チャンピオンズリーグ 出場チーム分析 |
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決勝トーナメントを前にして、各チームの戦力分析を行っています。
今号はマンチェスター・ユナイテッドとミランです。
2005/2/23(水) 2005/3/8(水)
※表記の時刻は日本時間です。
マンチェスター・ユナイテッド(ENG)
VS
ミラン(ITA)
※先にホームゲームを行うチームを前にしています。
★マンチェスター・ユナイテッド(ENG)
戦力分析(5段階評価)
攻撃力 :★★★★
守備力 :★★★★
選手層 :★★★★
勝負強さ:★★★
第一戦 予想フォーメーション
4-4-2-------------------------------------------
ニステルローイ ルーニー
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ギグス C・ロナウド
スコールズ キーン
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エインセ G・ネビル
ブラウン ファーディナンド
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キャロル
〈みどころ〉――――――――――――――――――――――――
サッカー母国の中でも最高の品位と実績を備えた同クラブ。プレミ
アでは調子を落としているものの、そこはやはりあのマンU。あっ
さりと敗退するとは思えない。エースのV・ニステルローイもまる
でタイミングを合わせたように復活し、ルーニーも揃ったとなれば
ミランのディフェンスを崩すことも充分に可能だろう。
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〈キープレイヤー:18 ポール・スコールズ〉――――――――
マンUの真の強さを支えているのは、ニステルローイでも、C・ロ
ナウドでも、少しさかのぼってベッカムでもなく、実はこの人なの
ではないだろうか。強靭なフィジカルと精神力、どこでもこなせる
ユーティリーティー性、どれをとっても文句無しの選手で、あえて
難癖をつけるなら少し背が低いというくらいの事。代表はあまりに
も早く引退してしまったが(まだまだやれるぞ!)、クラブレベル
ではもっともっと見たい選手の一人。
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★ミラン(ITA)
戦力分析(5段階評価)
攻撃力 :★★★★
守備力 :★★★★★
選手層 :★★★★
勝負強さ:★★★★
第一戦 予想フォーメーション
4-4-2-------------------------------------------
シェフチェンコ クレスポ
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カカ
セードルフ ガットゥーゾ
ピルロ
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パンカーロ カフー
マルディーニ ネスタ
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ジーダ
〈みどころ〉―――――――――――――――――――――――――
世界屈指のDF陣、個々の役割が明確に分けられている中盤、そし
て強力なFWと現在最も完成しているのがこのミランではないだろ
うか。確かにDFラインなどの高年齢化は否めないところだが、か
といって例えばカフーの運動量が若手に劣るかといったら、むしろ
逆だろう。一つ気にかかるのはピルロの怪我の具合。もう完全にチ
ームの司令塔としての地位を確立した彼の出欠はゲームの行方を大
きく左右する事だろう。
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〈キープレイヤー:22 カカ―――――――――――――――――
本名はリカルド。年の離れた弟が上手く発音できずに、そう呼んだ
ことから由来する。ボディバランスとスピードに優れ、ルイ・コス
タとリバウドという二大トップ下とも言える選手たちを控えに押し
のけた。時々ボールを持ちすぎる傾向があるが、二年目のジンクス
に負けずに頑張って欲しい。個人的に、膝下の振りの速さは世界一
だと思う。
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| 2、コラム |
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「結果より内容?」
「勝負の世界では結果が全て」という言葉が良く使われます。私見
かもしれませんが、どちらかというと日本でもその考え方が大勢を
占めているような気がします。
しかし、ヨーロッパでは「結果より内容!」と言い切る事は出来な
いまでも、「結果重視もいいけどさぁ、内容が面白くなかったらダ
メだよね、結局」というような価値観が意外に浸透しているようで
す。ユベントスとミランが決勝を行った02-03シーズンのチャンピオ
ンズリーグ決勝では、その内容があまりにも守備的で面白くなかっ
たという理由で、「優勝カップを返せ!」と怒るスペイン人がいる
ほどです。
しかしそれも国によって様々なようで、前述のようにスペインやポ
ルトガルなどの人々は比較的「内容」重視であるのに対し、イタリ
アやドイツの人たちは「結果」を重視する傾向があるようです。
こればっかりはどちらが正解とも言い切れません。「あんなにつま
らない試合で勝って嬉しいか!」というのは賛同する人もいればた
だの言い訳にしか聞こえない人もいます。自分の感性に従うしかな
いのでしょう。
皆さんはどうですか? 内容? 結果?
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