◇◆◇◆◇  ＥＵＲＯ　ＦＯＯＴＢＡＬＬ ＃９(2005/2/18)  ◆◇◆◇◆
					2005/1/27 創刊
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□■　トピックス　□■

１、今週のニュース

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１、今週のニュース 
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金曜日はその週に起こったサッカー界の気になるニュースを
お届けします。



○ボルシア・ドルトムント倒産の危機

伝統あるチームがまたひとつ、財政難で苦しんでいる。
ドルトムントと言えばドイツの名門で、近年にトヨタカップを制した
事もある強豪。数年前まではドイツでカリスマ的人気を誇る若き（三
浦カズと同い年）監督マティアス・ザマーが率い、チェコのエースロ
シツキーとコレルが活躍している事でも有名。
それほどのチームでも財政難を抱えているというのは、やはりサッカ
ー界の仕組みが現在の放映権料至上主義になってしまったのが原因の
ひとつだろうか･･･
時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、何とか無事に乗り切って
くれることを切に願う次第である。



○ユベントスのネドベド、マン・Ｕのニステルローイが練習再開

こちらは良いニュース。
互いにチャンピオンズリーグでも優勝候補に上げられるチームのエー
ス的存在である二人が復活。ＣＬには特に思い入れがある二人だけに、
その活躍が期待されるところである。



○津波の被災者へ　チャリティーマッチ開催

バロンドールのシェフチェンコとＦＩＦＡ最優秀選手のロナウジーニョ
がキャプテンとなり、世界のスター選手ばかりを集めたチャリティー
マッチが行われた。
これは昨日起きたスマトラ沖地震の被災者に向けられたもので、売上
の１２億円あまりが全額寄付されたとのこと。
この種のチャリティーマッチは今までにも数多く行われてきたが、今
回はその中でも最も豪華なメンバーだったといえるのではないだろう
か。地震があった時に実際その場にいた選手も大勢いたり、やはり他
人事ではない感覚は世界中の人が共有していたのだろう。
犠牲者が20万人とも言われ、未だに行方不明の方が大勢いるこの天災。
20万人といえば、人口が60億人だとして、地球上の3,000人に1人がたっ
た一度の地震で犠牲になったということ。
そう考えると、いかにこの災害が甚大なものであったかを痛感させら
れる。集まった選手たちの気持ちに感謝。そして犠牲になった方々に
心からの哀悼の意を捧げます。



○中田浩二、マルセイユに入団

また一人、日本人の欧州プレイヤーが誕生しましたね。しかもリーグ・
アン、マルセイユです。日本では何故かあまり注目されていないようで
すが（もう日本人が欧州に行くのに慣れてしまったからか）、この名門
に日本人が入るというのは非常に意義深い事だと思います。それこそア
ーセナルに入った時の稲本のように。
トルシエはスーパーサブ的に使う事を明言しているようですが、是非と
もレギュラーへと定着して欲しいものです。
国内では注目度がさほど高くないフランスリーグにも目を向ける人が増
えるきっかけになるといいですね。



〈その他のニュース〉
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　・チェルシーのグジョンセン、飲酒運転で逮捕
　・チェルシーのドログバ、バルセロナ戦が絶望に
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