#78 遂に始動! 冬の移籍市場が活発にほか



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ EURO FOOTBALL #78 (2006/1/15)     2005/1/27 創刊 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────┐ □■ トピックス □■ ● ┗1、今週のニュース   −遂に始動! 冬の移籍市場が活発に   −フェイエ小野 浦和に復帰   −チケット取れるの? W杯ドイツ大会   □■□■□■□■□■□ ────────────────────────────────┘ 今年初めての配信となります。 本年もよろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1、今週のニュース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 遂に始動! 冬の移籍市場が活発に ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2006年が到来し、各国のリーグが再開。それと共に、冬の移籍市場が幕 を開け様々な大物選手の移籍が決まった。 まず、年明け一発目のビッグなニュースといえば、ローマからマドリー に移ったカッサーノだろう。 監督との不仲や素行の悪さなど、サッカー以外の部分でプレイ機会を 失っていた彼は、マドリーというローマより一つも二つも格上のクラブ に移籍した。 一時は、彼自身が敬愛するカペッロ率いるユベントスへの移籍が濃厚と 言われていたが、ここに来て急転直下の決定だ。もしかしたら来季以降 の「カペッロ、マドリー就任」の布石なのかもしれないが… この知らせを聞くと「このチーム、またFWの補強か…」と思ってしまい がちだ。確かにマドリーには既に、ラウール、ロナウド、ロビーニョ、 バチスタなどの攻撃的な選手が揃っている。現在離脱中のラウール、そ してつい先日古傷を痛めたロナウドらが万全であったなら、出番に恵ま れるという保証はない。 しかし良く考えると、現在リーガで圧倒的強さを誇っているバルセロナ も、エトーをはじめ、ジュリ、メッシ、ラーション、マキシ・ロペス、 そしてロナウジーニョと、FWができる選手がこれだけいる。これを見て みると、マドリーもFWばかりのチームでもないのかな、という気もする。 そして、もう一人イタリアから国外に移籍したのは、今季インテルから ライバルミランへ移籍したばかりの、クリスチャン・ビエリ。 アドリアーノやマルティンスなど若手の台頭に押される形で移籍した彼 だったが、熟成してきたシェフチェンコとジラルディーノの2トップに出 番がなく、満足な活躍もできないまま、フランスはモナコへの移籍と なった。 ビエリは自ら志願して移籍を申し出たのだが、その理由はただひとつ、 「W杯に出ること」。 選手として既に峠を越した感が否めない彼にとって、今度のW杯は最後の チャンスであることは間違いないだろう。混沌とするイタリア代表のFW 争いに「忘れてくれるな」とばかりに存在感を示したいところだ。 ちなみに、ミランはビエリが移籍した直後、サンパウロのアモローゾを 獲得した。 その他、今日までに決まっている主な選手の移籍は以下の通り。 アデバヨル モナコ → アーセナル エブラ モナコ → マンチェスター・U オリサデベ パナシナイコス → ポーツマス パンディアーニ バーミンガム・シティ → エスパニョール ディ・ミケーレ ウディネーゼ → パレルモ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ フェイエ小野 浦和に復帰 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ オランダ一部リーグ、フェイエノールトに所属していた小野伸二が、古 巣である浦和レッズに復帰することが正式に決定した。 2001年に移籍した彼は、4シーズンでリーグ通算108試合に出場。19得点 を挙げた。しかし、特に今季は度重なる怪我に悩まされており、わずか 4試合の出場に留まっていた。浦和とは3年契約。 浦和レッズファンには朗報かもしれないが、個人的にはこのニュースは 非常に残念に思う。当メルマガの、2005年の2月21日の#10で、「日本が 生んだ最高の才能」というタイトルでコラムを書かせてもらったが、彼 はその名に恥じない天才的なサッカーセンスを持っていた。 その柔らかいタッチのパスは「ベルベット」と評され、高い技術に裏打 ちされた冷静な判断力、どんなポジションでも無難にこなしてしまうセ ンスは、完全に日本人離れしていた。 惜しむらくは、その怪我の多さか。一年を通して、ほとんど休みのない 今のサッカー界を生き抜くためには、「怪我をしない」ということも、 「巧い」ことと同じくらい重要な要素となる。どんな天才でも、試合に 出られなくてはどうしようもない。 UEFAカップ優勝という、日本人が誰も経験したことのない、これからも 難しいであろう輝かしい栄光を引っさげて、小野は日本に戻ってくる。 小野伸二の挑戦がこれで終わったとは思いたくない。彼が再び欧州の舞 台に戻ってくる日がいつか来ると信じている。その日を願って、日本で の活躍を祈りたい。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ チケット取れるの? W杯ドイツ大会 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ いよいよ6月に迫ったドイツW杯。街中でもそろそろこの話題が出始めて いる今日この頃だが、皆さんはこのW杯をどこで観戦するだろうか? 自宅や友人の家などでTV観戦、という方がほとんどだろうが、中には当 然「現地に向かう」という方もいるだろう。 それに、「今はまだ分からないけど、チケットがあるんだったら…」と いう方もいらっしゃるかもしれない。 ということで、誰もが気になるこのチケットの話題。今回のW杯は一体ど うなっているのだろうか? 現在の状況はといえば、正に今日、1月15日に締め切りを迎える第3次販 売の真っ最中。で、その状況はというと、やはりというか申し込みが殺 到しているということだ。 今回販売分は25万枚だが、申し込みはすでに450万件を超えているといい、 当選確率は18倍以上の超難関となった。 申し込みの89%はドイツを含む欧州からということだが、W杯組織委員会 のシュミット副会長によると、全体で197の国と地域から申し込みがあっ たという。 読者の方にもトライされた方がいらっしゃるのかもしれませんが、これ はかなりの競争が予想されます。 そしてW杯のチケットといえば、記憶に新しいのが前回の日韓でのゴタゴ タ。とにかくチケットが不足し、ネットオークションなどでは信じられ ない高値をつけた。しかしながらいざ蓋を開けてみると、実際のスタジ アムはガラガラ。 販売を請け負った代理店が枚数を裁き切れなかったり、しまいには倒産 してしまったりなど、FIFAの管理は散々であった。 それを受けて、今回FIFAはチケット販売を外部から監査するため、スイ スの経営コンサルティング会社と契約したことを発表。 FIFAのリンジ事務局長は「入場券の分配について透明性を保証するもの だ」と話しているという。 サッカーファンにとって4年に一度のお祭り。管理する側がしっかりして くれなくては話にならないが、今回は果たしてどうだろうか。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 〈その他のニュース〉 ・オーウェン、トッテナム戦で足を骨折 手術へ ・ユベントス、レッジーナ戦でブッフォンが復帰へ ・コッパイタリア、ミラン、ローマらが準々決勝へ ・バルセロナ 公式戦16連勝 ・ロイ・キーン、セルティックでデビュー戦 ・トップメラー氏がグルジア代表監督に ・マテウスがアトレチコ・パラナエンセの新監督に ・A・マドリー カルロス・ビアンチを解任 ・ブンデス前半戦最優秀選手はクローゼ ・エシアン、アフリカネーションズカップ欠場へ ・大黒が仏デビュー ・ロシア初の韓国人選手が誕生 ・開会式を取りやめ W杯ドイツ大会 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ==================================================================== 内容に関して、毎回慎重な検討を行っておりますが その真偽に関しては免責でお願いいたします。申し訳ございません。 本文の無断転載は禁止です。 ホームページアドレス http://www7a.biglobe.ne.jp/~eurofootball ご意見、ご要望、ご指摘、お怒り、何でもお待ちしております。 craziest2004jp@yahoo.co.jp メルマガの購読・停止はこちらにお願いいたします。 http://www.mag2.com/m/0000147736.htm http://www.melma.com/backnumber_131654/ 以下へ空メールを送ることでもご登録できます。 sub-131654@mc.melma.com ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ Copyright (C) 2005 EURO FOOTBALL. All Rights Reserved.


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