コパ・デル・レイとは


コパ・デル・レイとは

 スペインの国内カップ戦。20世紀の始まりとほぼ同じ1901年に開始された由緒ある大会。 日本では「スペイン国王杯」という名前でお馴染み。
 あのFAカップでも大戦中は中止されたのだが、このコパ・デル・レイは二回の大戦中も 休む事なく続けられた。唯一大会が行われなかった1937〜38年は、近代スペインの歴史上 最も重大な事件である「市民戦争」が勃発した時期である。
 ファシズム、共産主義、独裁など様々な近時代的問題をはらみ、多くの一般市民を巻き添えに したこの戦争は、今もカスティーリャとカタルーニャの、そしてレアル・マドリーとバルセロナの 対立などとしてスペインの歴史に色濃く残っている。









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